こんにちは。白石和歌子です。
私、小さいころ、よく熱を出す子ども
だったんですよね。
今日は、この小さいころの記憶を辿って
お話をしようと思います。
思い出すのは、幼稚園か小学校の低学年の頃かな。
熱が出てるみたいで、キツいんだけど
なかなか親に言えなかったんですね。
私は、よく熱を出していたので
熱を出すのは、悪いこと。みたいな
思いこみを持ったみたいなんです。
思いだす風景は
熱が出てきたみたい。
でも親は、もうすぐ出掛けるような雰囲気
だったんです。
今、言ったら何か言われるかな…
これぐらいは、熱かどうか分からないから
もっとキツくなってから言った方が
いいかなー。私はそう思って
結局、その時は言わなくて
親が帰ってきてから
「なんか、熱があるみたい。」と
言った風景を思い出しました。
幼いながらに、色々考えていた
みたいですね。
もっと、キツくなってから言った方が
いいかな…。や
我慢できるかな…みたいなことは
今、書きながら思い出しましたけど
学校時代も
大人になってからも
このパターンが多いかもしれません。
そういえば、小さいころに通っていた
ピアノ教室で具合が悪くなって
ギリギリまで我慢したのだけど
かえって迷惑をかけてしまったことも
思い出しました。
この、何か言われるかも。とか
怒られるかも。という
思い込みを持ってしまって
言えなくなる。というパターンが
私は、ものすごく多くかったですね。
その気持ちを
引きずって大人になって
大人になっても言えなくて
いつの間にか、溜め込んでしまって
子育てが終わりを迎えたころ、
どうにも前に、足を出せなくなって
この数年で、自分と向き合って
修正してきたというのが
こうして、音声を作るきっかけにも
なりました。
話がズレましたが
この、熱がでても、
「何か言われるかも
しれない。」と思って言えなかったという記憶。
この記憶を私が受けている
対話のセッションで
別の観方をお話して頂いたのですね。
私は、顔色を見て何か言われるかも…と
だから言えない。と言う観方だったのだけど
別の観方では
幼いながらに、
親の様子を見て、今言わない方が
いいかな。
我慢できるかな。など
幼いながらの思いやり。を持っての
行動だったのではないでしょうか?
という観方でした。
私は、小さかったので
どんな感情だったかは覚えていないけれど
同じ状況でも、この観方を聞いて
幼いころの自分も、今の私も安心するような
気がしました。
それから、この過去の体験は
現在の仕事でとても役に立つことに
なったんですよ。
ピアノ教室では、小さいこどもが
たくさん通ってくれています。
やっぱり、言いたくても
周りの状況を見て、なかなか言えない子も
いると思うんですよ。
私が話している途中だから。と
気を遣って、お手洗いにいきたい。と
なかなか言えない子もいるかもしれません。
だから、教室では
安心してすごせるように。と
思いますし、
私は、子どもたちが話しやすい
雰囲気を持っていたいと
思います。
子どもの様子はよく見て、
いつもと違うところはないか?など
感じ取りたいと思うんですよ。
今日は、幼いころの熱の記憶から
話してみました。
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