こんにちは。白石和歌子です。
今日は幼稚園の女の子のお話を通して
ピアノの先生がレッスンの内容を考える時や
親子で何か取り組む時の
何かヒントになることがあればと
思って、
お話をしようと思います。
女の子は、歌が大好きで
口をいっぱい広げて
ニコニコしながら大きな声で
歌ってくれるんですよね。
私、ピアノで伴奏をしながら
その笑顔をみると、もう可愛くてとろけそうな気分に
なります。
そういえば、息子も幼稚園のころ
自転車で私の後ろに乗っていて
幼稚園で習った
世界が平和でありますように。という内容の
歌を気持ちよさそうに
歌っているのを聞いていて
しみじみと、平和でありますように。と
自転車をこぎながら、感じたのを思い出しました。
子どもの、のびのび歌う声は
心に響きますね。
女の子の話に戻ると
歌が好きなので、お家で知っている歌を
ピアノで弾けると楽しいだろうと思ったんです。
その当時、まだ楽譜は読めなくても
鍵盤の場所は分かりました。
そこで、女の子のために
カードに、カタカナで音の名前を
書いて、歌のカードを作りました。
音符がまだ読めなくても
カードをみながら
歌をピアノで弾けるようにです。
女の子は、喜んでくれて
お家でカードをみながら弾いて
いたそうです。
私も、喜んでくれるのが嬉しくて
少しずつ、そのカードが増えていって
気づいたら20枚ぐらいになって
いました。
私がしたことは、
知っている歌や、テキストの曲を
テキストからカードにするという
少し見せ方を変えただけなんです。
女の子にとっては、自分のオリジナルのカードの
ように思ったかもしれませんね。
最近、その20枚ほどたまったカードが
お家や教室でも活躍しているんですよね。
すぐに弾ける曲の数が増えて
女の子も嬉しそうです。
レッスンの中でも
何曲も弾いてくれるんですよ。
お家では、自分の気分にあわせて
カードをみながら弾いたり
お母さんのリクエストした曲を
女の子が弾いてくれたり
するそうです。
そんな風に親子でピアノを
楽しんでくれるのも嬉しいと
思いました。
また、レッスンの中では
くじ引きのように
引いたカードの曲を弾いたり
私と女の子で交代で弾いて
何の曲かあてっこをしたり
もします。
女の子の歌が好きというところから
思いついて、カードにしたことが
きっかけでしたが
それも、女の子との間から
偶然生まれたことなんですよね。
通常のテキストから離れて
同じものでも
少し見せ方を変えるだけで
レッスンの中で、子どもの顔が
嬉しそうになり、
楽しみ方が広がると思う出来事でした。
今日は、見せ方を変える。という
お話をしました。
何か参考になるところがあると
嬉しいです。
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