花音ピアノ教室ホームページ

ありがとう。の循環を感じた優しい話

こんにちは。白石和歌子です。

今日は、ふと思い出した
教室の子どもたちの話を
しようと思います。

子どもたちは時々
自分で作った折り紙や描いた絵を
プレゼントしてくれるんですよね。

それがとても、嬉しくて
ピアノの上に飾っているんです。

少し前に
お姉ちゃんのレッスンに
ついてきていた幼稚園の男の子が

飾っていた折り紙をみて
「ドラゴン、欲しい!」と
言ったんです。

銀色のドラゴンで。
かっこよく折れているんですよ。

それは、小学生のAちゃんが
作ってくれたもので

やっこさんや、鶴ぐらいしか
折れない私には
すごーい!と思って
Aちゃんに「どうやって作ってるの?」と
あちこちから眺めたものでした。

男の子が、ドラゴン欲しい。と言ったので
Aちゃんに、
「ドラゴン欲しいって言ってたけど
あげてもいいかな?」と聞いたら

Aちゃんは、
「袋いっぱいに折っているから
いいよー」と言ってくれたんです。

そこで男の子に
「Aちゃんがいいよ。って言ってたよ。」
と言って渡すと

男の子は、とても喜んでいましたね。
そして、お手紙をAちゃんに書いたんですよ。

お母さんに字を習いながら
「ドラゴンありがと。
はっぴょうかい、がんばって。」と
書いてありました。

先日の発表会の前でしたからね。

そのお手紙を翌週
Aちゃんに渡すと

Aちゃんも、とっても喜んで
大事にお手紙をしまっていた
らしいです。

男の子とAちゃんは
顔を合わせたことはなくて
私は、メッセージの橋渡しを
したのですが

2人の様子が
とても微笑ましく
温かな気持ちになりましたね。

自分で作るもの、生み出しだものを
どうぞ。と言って渡すこと。

それが人を喜ぶものになって
ありがとう。が戻ってくること。

それが、とても嬉しい気持ちになること。

子どもたちの優しい気持ちから
学ぶことがありますね。

そして、そんな優しい気持ちを
大切にしたいとあらためて
思う出来事でした。

今日も最後までお読み頂きまして
ありがとうございました。

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