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弱みを話すことで、より温かな気持ちを味わえた話~教室発表会の気づきから③

こんにちは。白石和歌子です。

ピアノ教室の発表会は
楽器店の講師をしていたころから
何度も経験があるんです。

退職をしてからは
同期のピアノ講師と
共同開催をしていました。

「花音ピアノ教室」として
私の教室の生徒さんだけ参加する
個人開催の発表会になってから

今回は5回目の発表会でした。

今回の発表会で
私自身が、一番変化したことは
自分の観方が変わったことでしょうか。

発表会の気づきの最後に
今日は、そんな話を
しようと思います。

何度も発表会の経験を重ねて
いましたが

実は、私の心の中は
不安や怖れでいっぱいだったの
ですよね。

もちろん、毎回生徒さんの演奏には
胸がいっぱいになるし
「滞りなく開催できてよかった。」
と心からほっとするものでした。

ですが、それ以上に
私の心の内面は

「ちゃんと回さなければ」
「失敗したらどうしよう…」と
いう不安が大きくなりすぎて

発表会の会場に
朝から向かう道中では
不安と心配でいっぱいの状態を
押し隠すようでした。

不安を少しでも解消するために
前もって
こまかいところまで、準備する。
ということは、
プラスに働いていたと思いますが

周りには見せていないつもりでも
私の緊張感がピリピリ
伝わっていたのかもしれませんね。

そんなことを、私は
長い間繰り返していたと
思うのですが

今回の発表会では
その気持ちが和らいだのです。

それは、発表会が近づいたころ
教室の保護者に
そんな私自身のことをメッセージで
お伝えしたことにありました。

「私は、今まで不安を大きく
抱えていたけれど
この数年、自分と向き合うことで
緩んできた。

今回の発表会では
子どもたちと達成感を味わいたいし
子どもたちは、本当にコツコツと
積み重ねてきた。

子どもたち一人ひとりの成長を
感じながら、演奏を聴いてほしい。」

という内容のメッセージですね。

「ちゃんとしなければ」の
思いが強い私は、

きっと数年前だったら
自分のそういった不安な気持ちを
見ようともしていなかったし

押し隠して、人にも伝えることは
していなかったと思います。

今回、このようにお伝えすることは
気恥ずかしさもありました。

でも、伝えたことで
「私自身の、本当のことだし。
もういいかな。」って。

気持ちが楽になったところが
あったんですよ。

今まで、発表会の会場に
向かう時には心配で
いっぱいだったところが

今回は
「子どもたちの成長を感じる
場所に向かっている。」と
観方が変わり
道中の風景が明るく見えました。

そうはいっても
本番は、緊張し固くなって
いたところもあったと思います。

でも、今まで以上に
子どもたちの姿や演奏が
心にしみる

心あたたまる素敵な時間を
すごせたと思っているんですよ。

自分の弱みを話すことで
それが溶けて、またひとつ
楽になったのかもしれませんね。

今回は、そういった
気づきのたくさんあった
教室発表会となりました。

今日も最後までお読み頂きまして
ありがとうございました。

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