こんにちは。白石和歌子です。
ピアノを習い始めた時
鍵盤の場所を覚えたり
音符の読み方を覚えたり
小さな子には、初めてのことが
たくさん出てきますね。
何かを小さい子どもに教える時に
大切にしていることがあります。
まずは、たくさん詰め込んで
教えないことです。
例えば今日は、音符の読み方を
教えたいと思ったら
まず、その一つを中心にすることです。
その一つをどんな風に教えようかな。と
思った時に、
何かアイディアを思いつくと嬉しくなります。
ごっこ遊びが好きな幼稚園生の女の子に
お買い物ごっこをしながら
音符の読むことを思いついたこともありましたし
男の子には、身体を使って
ジャンプして、音符のカードにタッチする
ことを思いついたこともありました。
その生徒さんと、接しているうちに
生まれることですね。
それから、何度も繰り返すことです。
音符を覚えるのを一つとっても
繰り返しているうちに
自然に身についていた。という状態に
なるといいと思います。
一番気をつけたいのは、
「私は、なかなか覚えられない。とか
なかなか出来ない。」という気持ちが
子どもたちの中にレッスンの中で
生まれないようにしたい。ということです。
これは、
私自身が、小さい頃
なかなか覚えられない。とか
他の人と同じペースでできなくて
焦ったエピソードがあるからかも
しれないですね。
そういえば、
小学生のころ
ピアノのレッスンに行く道の途中
ト音記号、どうやって書くのだったかな？
忘れてしまった…と思って
先生に言えるかな？
何と言われるかな？と
心配しながら、道をあるいていて
先生の家についたとたん
「ト音記号の書き方を忘れました。」と
言ったシーンをふと思い出しました。
子どもたちに教えるときに
大切にしたいことは
たくさんのことをいっぺんに
言わないで、その子の
様子をみながら一つずつ
教える。
教える方法は、色々考えながら
そして、何度も繰り返しながら
自然に定着することを目指す
それから今日はこれが出来たね。と
子どもと一緒に喜ぶような
環境でありたい。
そう思っています。
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