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話すのが苦手な私が、話を聞くコツとは?

こんにちは。白石和歌子です。

先日、ピアノ教室に通ってくれている
小学生の女の子が
文庫本を持ってきて、貸してくれたんですね。

数ヶ月前に入会してくれた女の子だったので
また、さらに仲良くなれた気がして
嬉しかったんです。

私は、人見知りで
自分から色々話せるタイプではないので
馴れるまで、緊張することが多いんですよ。

話題が豊富で、色々な話が出来る人はいいなー。と
長い間、思ってきました。

そんな私ですが
それでも、生徒さんの方が
色々話してくれるのは嬉しいことですね。

私が、生徒さんと話している時に

相手の好きなこと、興味を持っていることに
対して、「私も、興味を持って教えてもらう。」

という姿勢で
私は相手の話を聴いているのでは?
と思ったのは近頃の私自身の気づきですね。

冒頭の女の子の例で言うと
女の子が、本を読むのが好き。
ということは、分かったので

「どんな本が好き?」
「どんなお話なの?」と
色々聞いたんですね。

女の子が、本の内容を語って
くれたのですが

お気に入りの本だけあって
それは、上手に内容を教えてくれて

女の子の話を聞くだけで
私も、読んでみたい!と思うほどでした。

10歳にならない子でも
しっかり説明できることに感心しましたね。

それで、先日
「この本だよ。」と言って
貸してくれたんです。

中学に入学した女の子の
喜びや悩みが描かれていた本で
私も中学時代を思い出して
じんわりきました。

その生徒さんの好きな世界を
少し共有できた気がして
次にレッスンに来た時に
お話できるのが楽しみなんです。

子どもにとって
自分の好きなこと、
興味を持っていることについて

話を聞いてくれる人がいると
嬉しいと思うんですよね。

私は、話すのが苦手。と
長い間、思ってきたけれど

その分、聴くことを
伸ばすことが出来て
子どもたちの話を聴くことに
役立てているとしたら
嬉しいことですね。

教室には
絵を描くのが上手な子や
折り紙を折るのが上手な子が
さっと、作って見せてくれたり

昆虫の世話が上手な子が
えさのやり方や
特徴を色々教えてくれたりします。

私の出来ない、知らない
世界ばかりなので
すごいなーと思います。

そんな風に子どもたちに

どこが好きなの?
どうやってするの?

色々、私が質問して教えてもらうことで
子どもたちも、自分の好きなこと、知っていることを
言葉にすることができますね。

言葉にすることで、
整理されたり、確認することが
出来るのかもしれません。

私も、子どもたちのまた一面を
知ることが出来る機会になると
思っていて

お互いに、いい循環が生まれていると
いいと思っています。

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