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子どもへの温かいまなざしのある教室とは?

こんにちは。白石和歌子です。

今日は、ピアノ教室のAちゃんのことを、
朝から思い出していました。

Aちゃんは、レッスンに来ると
ぴょんぴょん飛び跳ねるように

今度、こんなことが楽しみ!とか
この前、お母さんとどこどこへいった!とか
一週間の嬉しかったこと、楽しかったことを
お話してくれます。

それから、とてもお気に入りになった1曲を
まず初めにピアノで弾いてから
その日のレッスンが始まる。という感じです。

Aちゃん自身が少しずつ弾けるようになってきたのが
嬉しく思っていて、ピアノを弾くことを楽しんで
いるのを感じられて、私も嬉しいんですよね。

そんな、小学生のAちゃんが
入会した時の幼稚園生のころを思い出していました。

教室では、私と1対1で
ぴょんぴょん、飛び跳ねるような雰囲気を
見せているAちゃんですが

恥ずかしがり屋さんのところもあるみたいなん
ですよね。

幼稚園のころは、よくお母さんにくっついていました。
声を実際に出すことがなくて、うなづく仕草や
口を動かす、その口の動きを見て
何と言っているかを判断していたんですよね。

私も、そのころ、どうやって
レッスンを進めようかな~と思っていました。

でも、その当時、私が一つ感じていたことは
外に表していないけど
Aちゃんは、きっと音楽が好きなんだろうな~と
感じていました。
なんとなく感じていた勘みたいなものですね。

そのころの私に出来ることは、少なかったと
思うけど、
静かに座って見ているAちゃんに向かって
ピアノを弾いたり、歌をうたって
いたのを思い出しました。

タイトルにも書いた
今、私が感じる
温かいまなざしのある教室とは、
目の前の生徒さんの姿を観て

その子が今、どんなことを感じているかな?
その子のために今私は、どんな風に接しようかな?
と考えながら

温かく見守って
その子を理解しようと努める態度を
持つことと考えています。

同じように、口数が少ないけれど
楽譜を見る目が真剣で
一生懸命弾こうという姿勢が
伝わってくる子もいます。

私自身が口下手なところがあるので
私がもっと色々話せたら、引き出して
あげることができるかな…と思うことも
あるんですよ。

でも、たくさん会話をすることは少ないけれど
そんな子が帰り際にニコっとして
手を何度も振ってくれると
幸せな気持ちになりますね。

目の前の生徒さんが
どんなことを感じているか、
どんな子どもか

その子の仕草や言葉、
また、その奥にある雰囲気から
感じとれるといいと思っています。

時間を一緒に共有するなかでその子を
理解しようとする姿勢を
持ち続けることを
私は大切にしたいと考えています。

今日は子どもへの温かいまなざしがある教室とは?
というテーマでお話をしました。

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