こんにちは。白石和歌子です。
タイトルにもしている
「ぶきっちょ」という言葉について
今日はお話しようと思います。
小さい頃から、私は不器用で
何をするにも人より時間がかかる。
人の話を頭で整理するのに時間がかかるんですね。
出来ないと焦ってしまって、手が震えそうに
なることもあるんです。
それがどこからきたか?
記憶をたどっていくと
思い出す一番最初の記憶は
幼稚園の時に、積み木が片付けられなかった。
という記憶があるんですね。
この記憶は、積木を片付けられなくて
周りの子どもたちは、先に片付けが終わって
私のまわりから、どんどん人がいなくなって。
それを幼稚園の先生にも気づいてもらえなくて
ただただ困って、焦りながら震えそうな感覚に
なりながら積木を片付けていた。という記憶です。
私にとってこの記憶は、その時の状況をありありと
今でも思いだせるぐらいその当時、困った記憶でした。
そして、この記憶は誰にも話すことなく忘れて
大人になりました。
私に残ったのは、出来ないとすごく焦って
震えるような感覚と、私はすごく不器用という思い。
この感覚を味わいたくないから
努力して出来るようにならなければ。と
努力が出来たのかもしれないです。
でも、それは不安や焦りや怖れの気持ちからで
いつまでたっても怖れの気持ちが消えることは
なかったんですね。
見方が変わったのは、メンターと出会って
対話のセッションを受けてから。
忘れていた記憶を話すことで、別の見方を
教えてもらったことからでした。
私の幼稚園の片付けが出来なかった記憶は
見方を変えると
時間いっぱい最後まで、あきらめずに取り組んだ。
きれいに収めようとしたい。という自分の意思が
あった。
自分の力で、なんとかしようとした。など
私には、マイナスにしか思えなかった記憶を
自分の強みに観方を変えてくれました。
諦めないとか、時間をかけて取り組むとか
強い意思があるとか
この記憶からそんな側面があるとは
全然、最初は信じられなかったですね。
不器用のマイナスな思い込みが、大きすぎたからです。
でも、何度も聞いていると、
幼いころの自分の姿と今の自分の姿が重なるような
気がしてきたんですね。
不器用のマイナスな面しか、私には見えていなかったけど
観方が変わると、それが私。
不器用でも、時間をかけて
これ。と思ったことは、諦めないでやっていこうと
この不器用なところ、私いいな。と思うように
変化していったんです。
そう思えるようになるまで数年かかるという(笑)
私の思いこみの強さも相当ですね。
それから、「ぶきっちょな」とタイトルにすることで
出来るようにならなければ。という焦りや怖れの気持ちや
背伸びをしている自分から
解放されて、楽になったような気がしたんですよね。
これが私。と思えるタイトルです。
この記憶から観方が変わって楽になったと思うプロセスは
「自分の弱みと思うことを、人に話すこと。
人に話すことで、観方が変わったこと。
そして、新しいプラスの観方を自分自身で受け入れたこと。」
この不器用や生き方でいこうと
思っているんですよ。
この私の不器用な記憶のストーリーが
何かの役に立てば幸いです。
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